馬肉と聞けば馬刺しがまず浮かんでくるものです。
では、馬肉には馬刺し以外にどんな食べ方ある?と聞かれて答えられる人はそう多くはないことでしょう。
そもそも馬の肉なんて・・・
あまり食卓に並ぶことのない馬肉ですから、馬肉を食べることに抵抗のある方も少なくありません。
ですが、馬肉は低カロリーで栄養が豊富、ビタミンは豚肉や牛肉の何倍も含んでいることをご存じでしょうか?
実は、健康な体作りにも期待の持てる馬肉なのですが、スーパーなどで見かけることは少ないもの。
本記事では、実は食品として優秀な馬肉を、馬刺し以外でのおすすめの食べ方を紹介していきます。
どんな食べ方があるのか、美味しい調理法について見ていきましょう。
Contents
【馬肉ユッケ】
まずはじめに紹介する、馬刺し以外で馬肉料理のおすすめの食べ方は、「馬肉ユッケ」です。
同じ「生食」ですが、馬肉そのものを味わう馬刺しとは違い、調味料と馬肉のおりなす風味を味わうことができます。
馬肉ユッケの特徴や、作り方も見ていきましょう。
馬肉ユッケの特徴
馬肉ユッケは甘味やコクのあるタレで、濃厚な味わいを楽しめる食べ方です。
コチュジャンとニンニク、ごま油をメインとしたタレは馬肉をより美味しく楽しむことができます。
また、馬刺しに飽きたという人におすすめの食べ方とも言えるでしょう。
なぜなら、馬肉ユッケは専用の馬肉を用意しなくても、馬刺しの肉を活用して作ることができるからです。
また、若干鮮度の落ちた馬刺し用の馬肉でも、甘味やコクのあるタレで絡めるユッケであれば美味しく食べることもできます。
ネギやショウガ醤油などであっさりとした味わいを楽しむ馬刺しとはひと味違った風味を楽しめるでしょう。
材料・作り方
馬肉ユッケの材料や作り方は以下の通りです。
材料
(1人前)
・馬肉(馬刺し用可) 150g
・卵黄 1個分タレ
・醤油 大さじ1/2
・コチュジャン 大さじ1/2
・ごま油 大さじ1
・白いりごま 小さじ1
・にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
・ショウガ(すりおろし) 小さじ¼
・中華ダシ(鶏ガラ顆粒) 小さじ1/2
作り方
1、タレの調味料を器で混ぜ合わせます
2、馬肉を5mm幅の細切りにします
3、細切りにした馬肉をタレの器にいれてなじむまで混ぜ合わせます
4、器に盛り付けをして完成です。
お好みできゅうりの細切りや、糸唐辛子、パクチーなどをトッピングすると見た目も楽しむことができます。
【馬焼肉】
次に紹介する、馬刺し以外で馬肉料理のおすすめの食べ方は、「馬焼肉」です。
馬肉そのものを味わうといった面では馬刺しと同じですが、焼くことで香ばしさが加わり食欲をかきたてます。
そんな馬焼肉の特徴や、作り方も見ていきましょう。
馬焼肉の特徴
脂が魚のようにあっさりしていて美味しい「馬焼肉」。
豚肉や牛肉のよう脂の重みが少なく、焼肉なのにたくさん食べれることが最大の魅力です。
もちろん味も美味で、とくに「霜降り」「たてがみ」「フタエゴ(バラの一部で、皮膚の表面に一番近い部分)」「カルビ」は焼肉に適しています。
また、焼肉は馬の脂を最大限に楽しめる調理方法でもあります。
馬肉を手に入れることがあれば、「馬焼肉」をしてみて、豚肉や牛肉との違いを食べ比べてみるのもよいでしょう。
作り方
馬焼肉の材料や作り方は以下の通りです。
材料
・馬肉(焼肉用) お好みの量
作り方
1、ホットプレートやフライパンで焼くだけ
市販の焼肉用のタレで食べるのもいいですが、「塩」で食べることでより馬肉の脂を楽しむことができます。
別の焼く調理法【ステーキ】
焼肉用のカットされた馬肉ではなく、かたまりのブロックで手に入れた場合におすすめの食べ方が「ステーキ」です。
厚さ1cmほどで、フライパンで焼けるサイズにカットし、レア~ミディアムレアほどに火を通すことで美味しくいただくことができます。
火を通しすぎると馬肉の性質上固くなってしまいますので、焼き加減には十分注意をしましょう。
【桜鍋】
「生で食べる方法」「焼いて食べる方法」ときて、次に紹介するのは「鍋」です。
馬肉を使った「鍋」は「桜鍋」とも呼ばれています。
どのような馬肉の食べ方なのか見ていきましょう。
桜鍋の特徴
馬肉を野菜などを甘めの味噌と割り下で煮込んで、すき焼きのように卵に浸して食べる食べ方です。
東京では明治初期からの伝統料理で、精力がつくとも言われており、桜鍋の由来も様々。
「肉が桜色」「桜の季節が食べごろ」「坂本龍馬と高杉晋作の歌から」など諸説があります。
甘辛い味付けですのでお米との相性も良く、ヘルシーな馬肉とは言え食べ過ぎてしまうかもしれません。
作り方
桜鍋の材料や作り方は以下の通りです。
材料
・馬肉
・ごぼう
・エノキ
・長ネギ
・白滝調味料
・しょう油
・みりん
・酒
・砂糖
・みそ(適量)※しょう油1:みりん1:酒1:砂糖1/2の「割合」
作り方
1、ごぼうは笹がきにして下処理。ほかの具材は食べやすい大きさにカットします。
2、鍋に油(あれば牛脂)を入れて、馬肉とごぼうを軽く炒めます
3、軽く火が通ったら調味料を入れて混ぜ合わせ、残りの具材を入れて10分ほど煮込めば完成です。
【馬しゃぶしゃぶ】
肉が火を通しすぎると固くなる性質から生で食べることの多い馬肉。
ほとんどの場合「生」で食べられる鮮度で手に入れることから、「しゃぶしゃぶ」もおすすめです。
馬しゃぶしゃぶの特徴や作り方についても見ていきましょう。
馬しゃぶしゃぶの特徴
生で食べれる鮮度でなければできない馬しゃぶしゃぶ。
馬肉の性質上、火を通しすぎると肉が固くなってしまうため、お湯につけるのはさっと1回だけです。
火を通しすぎないで食べることで、「生」で食べるときとはまた違った風味や食感を楽しむことができます。
つけタレなどは使わず鍋の出汁だけでもおいしく食べられる、馬肉を存分に堪能できる食べ方といえるでしょう。
作り方
馬しゃぶしゃぶの材料や作り方は以下の通りです。
材料
・馬肉
・白菜
・長ネギ
・にんじん
・えのきだけ
煮汁
水 2リットル
昆布 20cm
酒 大さじ4
作り方
1、鍋に水と昆布をいれて30分以上おきます
2、野菜を食べやすい大きさにカットします
3、水と昆布を入れた鍋を火にかけ、沸騰したら酒を入れます
4、再び沸騰したら野菜を鍋に入れ、再び沸騰させます
野菜を入れた鍋が沸騰したら準備は完了ですので、馬肉を鍋にくぐらせて食べましょう。
生でも美味しい馬肉ですので、お湯にくぐらせた後はそのまま頂いてもおいしいですが、お好みでタレを準備してもよいでしょう。
【ローストホース】
馬刺し以外で馬肉を楽しむおすすめの料理として、もっともおすすめなのが「ローストホース」です。
なぜ、もっともおすすめなのか?
以下のローストホースの特徴や作り方で詳しく紹介していきます。
ローストホースの特徴
生肉に抵抗のある人におすすめの食べ方です。
馬肉は火を通しすぎると固くなりやすいため、普通に焼いてしまうと馬肉の良さが損なわれてしまいます。
ですが、肉の中心まで一気に火が通らない「ロースト」なら、馬肉を固くせずに火を通すことが可能です。
さらに、ローストをすることによって馬肉の「旨みを中に閉じ込める」ことができるので、より馬肉を美味しく頂くことのできる調理法ともいえるでしょう。
生肉が苦手な人だけでなく、馬刺し以外の食べ方を求めている人にもピッタリなおすすめの食べ方です。
作り方
ローストホースの材料や作り方は以下の通りです。
材料
・馬肉
・黒コショウ
・塩コショウ
・オリーブオイル(サラダ油)
作り方
1、馬肉に塩コショウ、黒コショウを振りかけ、揉みこみます
2、熱したフライパンにオリーブオイルを入れて、馬肉の表面に焼き色をつけます(このとき、フライパンにフタをして、蒸し焼きで色をつけます)
3、焼き色をつけたら、アルミホイルを2重にして馬肉を包みます
4、アルミホイルで包んだ馬肉を冷ましたら完成です(急激に冷やさず、常温またはコンロの近くでゆっくり冷ます)
アルミホイルに包んだ後、常温以上の温度で冷ますのがポイントです。
ホイルで包み、余熱で蒸すことでしっとりとした仕上がりとなります。
馬刺し以外の馬肉料理をお店でさらに美味しく
ここまで、馬刺し以外の馬肉のおすすめの食べ方を紹介してきましたが、正直なところ馬肉はスーパーで気軽に買うことができるような食材ではありません。
地域によってはすぐに手に入ることもあるかと思われますが、馬肉を手にれる機会はめったにないため、手に入っても調理法に戸惑われるかと思われます。
そこで、栄養が豊富で健康に良く、脂がさっぱりとしていてお肉としてとても美味しい馬肉を、さらに美味しく召し上がることのできるお店も紹介していきます。
ローストホース224
自宅で最高品質のローストホースが楽しめる「ローストホース224」。
ECサイト(通販)ですので、全国どこでも手軽にローストホースを食べることができます。
独自のルートで仕入れることで、馬肉ながら安価で提供することができているため、馬刺しよりも安く食べることができます。
ですが、安価にもかかわらず「プロも認める品質のサーロイン」を使用しているため、味は抜群です。
きめが細かく柔らかい上品な肉質と脂身であるサシが控えめなことから高タンパク低カロリーなのが特徴です。
お肉の表面はこんがりと香ばしく焼き上げられ、中は鮮やかな桜色。
噛みしめる度にジューシーな肉汁と、ほのかな甘みを感じられる濃厚な馬肉の旨みがお口いっぱいに広がります。
引用:ローストホース224
ローストホース224であれば、自宅で手軽に手間なく高品質のローストホースを召し上がることができます。
1BARIKI(イチバリキ)
「馬しゃぶしゃぶ」「馬ステーキ」「馬すき焼き」など、馬肉をさまざまな料理で楽しむことのできる「1BARIKI(イチバリキ)」
本記事で紹介したおすすめの食べ方以外にも、お店でしか味わえない「馬肉の香草レアカツレツ」「馬!春巻き」「馬肉のカルパッチョ」など、馬肉の良さを活かした美味しい料理を提供しています。
北海道にあるダイニングバーで、多くの種類の馬肉料理を提供しており、馬肉をより深く堪能することができるでしょう。
所在地 | 〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西1丁目6−1-B1 東家ビル |
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営業時間 | [月・水・木・日・祝日]17:00~24:00(L.O.23:00) [金・土・祝前日]17:00~26:00(L.O.25:00) 日曜営業 |
定休日 | 火曜日(祝前日等は営業の場合あり) |
電話 | 011-742-4344 |
禁煙・喫煙 | 全席喫煙可 |
西郷酒盛
「馬しゃぶしゃぶ」を業界で先駆けて始めた「西郷酒盛」。
あっさりとしていてクリーミーな豆乳仕立ての鍋で、馬肉を軽くくぐらせて頂きます。
もともとさっぱりとしている馬肉ですので、いくらでもお腹のなかに入ってしまうことでしょう。
ほかにも新鮮な馬肉を使った「馬寿司」に「ユッケ」、赤身(もも)コウネ(たてがみ)はつ、ふたえご、レバー、ヒレ、カイノミ、タンと種類が豊富な馬刺しも堪能することができます。
こちらの「西郷酒盛」も北海道にある馬肉を美味しく頂くことのできるお店です。
環状通東店
所在地 | 〒065-0015 北海道札幌市東区北15条東15丁目4-15 ステーションハイツ山本1階 |
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営業時間 | [火~木]17:00 ~ 0:00 [金・土・祝前日]17:00 ~翌 2:00(日曜営業) |
定休日 | 月曜日 |
電話 | 011-742-4344 |
禁煙・喫煙 | 全席喫煙可 |
南3条店
所在地 | 〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西4丁目 WAKATSUKI SQUARE.BLD B1F ビル |
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営業時間 | [火~木]17:00~24:00 [金・土・祝前日]17:00~26:00 |
定休日 | 日・月 |
電話 | 090-2811-8967 |
禁煙・喫煙 | 全席喫煙可 |
まとめ
本記事で紹介した馬刺し以外で馬肉料理のおすすめの食べ方は以下の5つ。
・馬肉ユッケ
・馬焼肉
・桜鍋
・馬しゃぶしゃぶ
・ローストホース
馬肉は「とても美味しい」ということだけでなく、栄養も豊富で健康にもいいとされる食材です。
ですが、「馬刺し」以外の食べ方はあまり浸透しておらず、大人でも食べたことのない人が大勢います。
さらに、かんたんに手に入る食材ではないことも多くの人が食べたことがない、または、馬刺し以外の料理を知らないといったことに繋がっているのかもしれません。
もし、馬肉が手に入った際は、馬刺し以外にも本記事で紹介したような馬肉の食べ方がありますので、ぜひ、作ってみましょう。
また、自分で料理をする機会の少ない馬肉ですので、わざわざ自分で馬肉を仕入れて作るのは気が引ける・・・
そういった方は、「ローストホース224」が安価で美味しい「ローストホース」をお送りいたします。
お支払いもカンタンですので、気軽にご注文をしてみてください。
すぐに発送をいたします。